運動とメンタルヘルス
[2021.12.08]
精神科や心療内科の患者さんには、「体を動かすこと」をオススメしています。
メンタルヘルスには脳内の神経伝達物質が大きな影響を及ぼしていることが知られています。
中でもセロトニンは、気分や集中力を左右すると考えられている神経伝達物質で、セロトニンが増えると、心の安定が得られ爽やかな気分になり、集中力が高まるといわれています。
セロトニンが不足すると、イライラや怒りっぽくなるなどして、うつ病や不眠症などさまざまな問題が発生することがあります。
適度な運動によってセロトニンが脳内に増えるといわれていますので、運動をすることでセロトニンの分泌を促し、気持ちを楽にして笑顔で毎日を送りましょう。
もちろん、午前中に日光を浴びることや簡単なストレッチ、軽いウォーキングから始めても良いです。